【WFCQ2023】基礎知識/WFC・WFCQとは

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はじめに

当サイト内で当たり前のように”WFCQ”などの単語を使ってましたが、そもそもそれってなんなの?という疑問。

改めて基本的な大会構造について調べてみよう、という回です。

フロアボールにはどんな世界大会があるのか

日本が関連するであろう大会を記載をしました。

大きく分けると4つ。

いわゆる世界大会と呼ばれる『WFC』

②世界大会の予選となる『WFCQ』

③アジア-オセアニア地区の大会『AOFC カップ

④オリンピック関連の『ワールドゲームズ

今回は①と②を見ていきます。

いわゆる世界大会と呼ばれる『WFC』

世界で一番強い国を決める大会です。

正式名称は『World Floorball Championships』、通称『WFC』です。ローマ字読みで、ダブリューエフシーと呼びますか。

偶数年は男子、奇数年は女子の世界大会が開催されています。

大会形式

毎年軽微な変更されていますが、2014以降から以下の大会形式で行われています。

①予選通過した16カ国を、世界ランキングに基づき、ABCD4つのグループに分け総当りを行う(A・Bグループはランキング上位1~8位の国、C・Dグループは9位~16位の国)

②A・Bグループの上位2チームは準々決勝へ。A・Bグループの3-4位と、C・Dグループの1-2位がプレーオフに進出。勝者が準々決勝へ。=ランキング上位8カ国は必ずプレーオフへ。

③順位決定戦、準決勝・決勝を行い、最終順位を決める。

これまでの日本女子の成績

これまでの世界大会の結果です。

前段の通り毎年軽微な変更がされているので、総参加国数は異なります。

女子世界大会は1997年からスタート。

1995年には、世界大会の前段階となるヨーロッパチャンピオンシップ(EC)が開催され、日本も国際大会に初参加をしてます。

日本はその後も全WFCに出場を果たしており、最高成績は2003年Bディビジョン優勝を果たしたことによる、2005年の8位。

2011年からは、参加国増加に伴い大陸予選がスタートします。ランキングに関わらず、全ての国が予選からのスタートとなります。

直近では、コロナウィルスの影響によりWFCQ2021は開催されませんでした。ランキング順によりWFC2021への参加資格を有した日本ですが出場を辞退しており、今回で3年ぶりの大会参加となります。

②世界大会の予選となる『WFCQ』

世界大会に出場するためには、各地区予選を突破しなければなりません。WFCQの『Q』は、『予選』という意味の英単語『Qualification』の略です。

日本はアジア-オセアニア連盟(AOFC)に所属しており、オーストラリア、シンガポールなどアジア・オセアニアの各国と予選を争います。

WFCQ2023のレギュレーション

今回のWFCQ2023では、出場6カ国による総当たりで争われ、上位2カ国がWFCへの出場資格を得ます。

同じ地区のシンガポールは、WFC2023の開催地であるため予選免除となり参加しません。

予選突破する勝敗組合せは色々ありますが、2敗した時点で厳しくなりそうです

例えば、

①1位/5勝、2位/4勝1敗

②1位/5勝、2位/3勝1敗1分で2カ国が並ぶ?

③4勝1敗で3カ国並ぶ?

④3勝2敗で4カ国並ぶ?

引き分けを絡ませるともう少し複雑化します。

?の部分、2カ国が並んだ場合のレギュレーションをよくわかってません。調査します。

これまでの日本の成績

アジア地区予選は2011年から始まりました。当時は2カ国のみでの対戦でした。現在、AOFCは19の国々で構成されおり、徐々に参加国数も増えていますが、まだまだ少なく、これから開発・発展されていく地区と言えます。

これまで日本は毎大会参加しており、本戦への出場権を獲得してきました。

そして、来月末には、WFC2023出場のためのWFCQ2023が始まります!しっかり応援していきましょう!

おわりに

以上で、WFCQの位置づけの説明になりますが、いかがでしょうか。

機会あればその他の大会や、男子成績についても紹介していき、フロアボールとはなんぞや?という層に向けてもわかりやすく説明できたら、良いかも知れません。

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