WFC2022、スウェーデンがチェコを下し、10度目の優勝 

  • URLをコピーしました!

 フロアボールの世界選手権・WORLD FLOORBALL CHAMPIONSHIPS(WFC)最終日は11月13日、スイスのチューリッヒで行われ、世界ランキング1位のスウェーデンは、同3位のチェコを9対3で下して優勝した。

 盤石の試合展開であった。スウェーデンは試合開始から7分後、この日がWFC決勝の舞台初デビューとなるマルテ・ルンドマルク(Malte Lundmark)の先制ゴールが決まると、エミル・ヨハンソン(Emil Johansson)の2ゴールなど第1ピリオドに4得点で優位に立った。

Photo/IFF International Floorball Federation

 15分、チェコのキープレーヤーであるフィリップ・ランガー(Filip Langer)が、スウェーデンのケビン・ハグランド(Kevin Haglund)に対してFワードを発したスポーツマンシップに反する行為で 2+10分のベンチペナルティとなる展開に。 マティアス シンドラー(Matyas Sindler)が第1ピリオド終了間際に1点を返すものの、試合はスウェーデンのコントロール下。

Photo/IFF International Floorball Federation

 第2ピリオドには、ルンドマルクがこの日2点目となるゴールを決め、6-1とリードを広げたまま最終ピリオドへ。

 第3ピリオド前半にも2点を追加したスウェーデンはこの日最大の7点差をつけて8-1。追い込まれたチェコは、残り12分の段階から6人攻撃を開始する。結果として2得点獲得するも、最後はボールをカットしたスウェーデンのスター、ガランテカールストロム(Galante Carlstrom)が空のネットにゴールを決め最終スコア9-3でゲームセット。

 この結果、昨年11月の世界選手権に続き2大会連続で金メダルを獲得し、通算10度目の優勝となった。

コメント

コメントする