はじめに
皆さんは世界一の記録をなにか持っていますか?
今回は、もしかしたらフロアボールで更新できる記録があるかも?と思い、調べて記事にしたものです。
ギネス記録とは
ギネス世界記録(Guinness World Records)とは、世界中のさまざまな出来事や成果から、最も驚異的でユニークな記録を認定・公表する組織であり、その記録のことを指します。
さまざまなカテゴリーにおいて、世界中で人々を驚かせ、楽しませる記録が公表されており、日本でも多くの事柄で認定がなされています。
◆イチロー(野球)→日米4257安打
◆タモリさん→番組スタートから単独司会8054回
◆ONE PIECE→最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ5億冊 等々
フロアボールでのギネス記録とは
さて、フロアボールに関して調べてみますと、現在5つの記録が認定されているようです。
1.男子世界選手権/大会最多優勝
→スウェーデン/合計9回
※ギネス記録上は9回ですが、実際は10回で2022年大会は未反映。
2.女子世界選手権/大会最多優勝
→スウェーデン/合計10回
3.男子世界選手権での個人キャリア最多得点
→MATTHIAS HOFBAUER(マティアス・ホフバウアー)/97P
4.女子世界選手権での個人キャリア最多得点
→ANNA WIJK(アンナ・ワイク)/88P
5.フロアボール耐久コンテスト
→Longest marathon playing floorball(原文)
→Finland/1試合28時間
フロアボール耐久コンテスト
はい、世の中には、常人では理解できないチャレンジする方たちがいますが、フロアボールの世界にもいたんですね。
ギネス記録としても認められている、『フロアボール耐久コンテスト』。
その記録は、1試合28時間という、とてつもないものとなっています。
これはフィンランドのクラブチームが2016年に挑戦したもので、2日間にかけて試合が行われました。
本記録に関して取り扱っているクラブチームのウェブサイトによりますと、
・試合開始は6月12日土曜日の22時 →終わったのは14日の深夜?
・正確な試合時間は28時間1秒。
・両チームあわせて38人の選手が参加
・Mailattomat Shooting Stars(マイラットマット シューティング スターズ)とMailattomat Lost Stars(マイラットマット ロスト スターズ)の対戦
・試合記録は、313対305でシューティングスター側の勝利
・1試合で最もポイントを奪った選手→54ゴール32アシスト(86ポイント)
・審判員も4人体制だった模様
とのことで、どう言葉にすればいいかわかりませんが、なかなかぶっ飛んでます。
この28時間という記録は、これまでギネス記録であった27時間を1時間上回るものであったようです。
すでに挑戦している前例があったのですね。
◆参考:スイス協会が耐久コンテストを実施
スイスも同年前後に、フロアボール耐久コンテストを行い、こちらが27時間の記録。
『スポーツクラブ設立20周年を祝うために特別なことを行いたかった』とのこと。
このスイスの記録は2016年9月に認定が行われ、一時はギネス記録となったものの、11月にはフィンランドの記録が認定されてしまったようで、旧ギネス記録となります。
辛いですが、記録は破られるためにもありますからね。
日本はIFF加盟30周年なので30時間?
本ギネス記録の申請に関しては、16歳以上の方の挑戦という条件が付されております。
これは、危険なものや耐久記録などに対してギネス側が年齢制限を設ける場合があり、それにあたる挑戦だとカテゴライズされたものです。そりゃそうだろうなぁ。
なお、記録達成からはすでに7年ほど経過していますので、そろそろどこかの国が、大台の30時間を目標に計画を立てているに違いありません。
もう少しインパクトがあればメディアに?
ただ、フロアボールで30時間達成したとして、国内でのインパクトは弱いかもしれません。
それであれば、全てのスポーツを含めた世界一を目指せばどうだろう?と思い、取っ掛かりとしてサッカーを調べてみましたら、こんな記事を見つけました。
2016年/サッカー耐久コンテストは120時間。
上には上がいるなぁ。。。
メディアでも多く取り上げられたようで、日経や各紙メディア、ロイターなど、様々な媒体での記事が今でも確認できます。
世界的スポーツはやばい
2023年11月。
なんとこの記録に対して、日本が記録更新をかけた挑戦を行います。
試合は6日間にかけて行われるようで、もう何がなんだかわかりません。
普及×町おこしには限りなくパワーが必要なのですね。
怪我なく終えてください。
おわりに
どんどん脱線していきそうなのでまとめますと、
もしかしたら日本フロアボールでも達成できそうなギネス記録がある!ということ。
この過酷な挑戦に対して、参加者が面白いと思えるかどうか、その先の狙いはなにか。
出口をしっかりと決められれば面白そうですね。
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