【WFCQ2023】Game1 ニュージーランド戦 マッチレビュー

#16 菅谷ひとみ選手

Q:見事勝利！大事な初戦を終えて

A：まず大事な初戦を勝ち切ることが出来、無失点でスタートを切ることができて良かったです！

Q:緊張感のある展開から見事な先制ゴール

A：味方が敵を引き付けてくれて、凄くいい流れからのラストパスが来たので緊張しましたが、落ち着いて打つことが出来ました！

Q:勝利のポイントは

A：今までやってきたことをチーム全体で最後まで続けられた事と、泥臭くても体を張って守ることが出来たからだと思います。

Q:明日の韓国戦に向けて

A：明日の為にケアをして、やるべき事をしっかりとやり、今日のように無失点で勝ち切ります！応援よろしくお願いします！

#10 本木瑠美選手

Q:見事勝利！大事な初戦を終えて

A：まずは無事初戦を勝ち抜くことができ、いいスタートを切れてよかったです！！海外の選手は背が高くてリーチが長すぎて驚きが多かったです笑

Q:初めてフィールドに立って

A：実は前日からずっと緊張してて、不安でしかなかったのですが、いざ試合に出てみると｢楽しさ｣が上回って緊張感は無くなりました笑。コートで初めてプレーした瞬間は、これが世界大会なのか！！って凄さを感じました！

Q:自身の出来栄えは？

A：相手のスピードよりも自分のスピードの方が早かったので自分の得意なスピードを使ったプレーが出来たのですが、抜いた後にシュートがGKまで届かせることが出来なかったのは悔しいです。しかし、ゴールに繋がるアシストを出来たことはとっても嬉しかったです！！

Q:明日の韓国戦に向けて

A：明日の韓国戦では、無失点で収め、今日の反省を生かしシュートはGKまで必ず届かせて得点を決めたいです！！最後まで全力で走りきります。応援よろしくお願いします！！

#9 下山桃佳選手(BestPlayer)

Q:見事勝利！大事な初戦を終えて

A：この6連戦という中、初戦がとても大事だと思っていたので、しっかり勝ち切ることができて良かったです！

Q:自身２G２AでBestPlayer

A：久しぶりの国際試合でしっかりと結果を残すことが出来たので良かったです！

ただ、競り合い等になると体格差がある分負けてしまう場面はあったので、しっかりと相手に負けないようにしていきたいです！

Q:勝利のポイントは

A：アップの中から声を出して良い雰囲気のまま試合に挑めたことが良かったと思います！また、先制点を取れたことも大きな勝因だと思ってます！

Q:明日の韓国戦に向けて

A：まずはしっかりと無失点で抑え、どんどん得点に絡むプレーをしていきます！明日も応援よろしくお願いします！！

#3 後藤由衣選手

Q:見事勝利！大事な初戦を終えて

A：焦ることなく無失点でしっかりと勝ち切ることができ、いいスタートがきれたなと思います！

Q:第1ピリオドは緊迫した展開

A：上手くいっていないという感覚はなく、焦らず攻めていくことができたので、最終的なスコアに繋がったと思います。

Q:勝利のポイントは

A：点を取る事にチームの士気があがり、とても良い声がけと雰囲気で盛り上がっていました。気持ちの良い勝利ができたと思います。

Q:明日の韓国戦に向けて

A：とてもいいスタートがきれたので、連戦に向けしっかりとケアをして同じように強い気持ちでチームでぶつかっていきます！

【マッチレビュー】

初戦のニュージーランド戦を見事勝利。

第１ピリオドは緊張感のある展開。日本は再三ゴールを脅かすものの、ニュージーランドの粘り強い守備に阻まれ、ゴールには至らず。

一方のニュージーランドも、様子をうかがいつつ、縦パスやゴール前での混戦に活路を見出そうとするものの、素早い日本の守備に阻まれ、膠着した展開に。

第1ピリオド18分には、佐々木、後藤(由)、清水選手の組み立てで中央を突破し、最後は清水選手が滑り込みながらネットを揺らすがノーゴール判定。

均衡を破ったのは、第1ピリオド19:39。本木選手の縦パスを受けた阿部選手が素早く中へ放り込むと、それを受けた菅谷選手がフリーで振り向きながらのシュートを放ち、日本に待望の先制ゴール。

第2ピリオド早々には、下山選手のパスカットから、後藤(由)選手の折り返しを受けた下山選手のシュートが決まり、2-0とリードを広げることに成功。このピリオドでは、阿部選手の代表初ゴールも生まれ、2点のゴールを追加し4-0。

第3ピリオドでは、足が止まりだしたニュージーランドを相手に余裕も生まれ、第3セット目もフィールドへ。対するニュージーランドも日本の隙きを突き、遠い距離からのシュートを試みるものの、和田選手が冷静に防ぎゴールを許さない。

日本はこのピリオドでも4点を追加し8-0でゲームセット。終わってみれば7人の選手にゴールが生まれ、守備陣も完封で終えることに成功し、本戦出場へ向けて最高の滑り出しとなった。

2023年1月31日(火)日本時間：20:00

World Championships Qualifications AOFC Group
会場：タイ, チョンブリー, National Sports University

ホーム	スコア	アウェイ
ニュージーランド	Game1 ０ – ８	日本

ゴール	ピリオド	ゴール
0	1	1
0	2	3
0	3	4
0	Total	8

【通算対戦成績(試合前)】

チーム	勝数	引分	勝数	チーム
日本	１	0	0	ニュージ ーランド

【直近対戦成績】

日時	チーム	記録	チーム
WFCQ2015 Group予選	日本	3 – 0 Win	ニュージ ーランド

【試合前】

女子日本代表として約3年ぶりの国際大会となるWFCQ2023。ついに初戦を迎える。

2021年は日本開催を予定していたアジア予選の中止や、その後の本戦出場辞退など、辛く悔しい時期を過ごしてきた日本フロアボール界だが、待ちに待った”晴れ舞台”。未来に向けて新たなスタートを切る。

初戦の相手はニュージーランド。特徴は何と言っても屈強なフィジカル。その平均身長は、判明している選手（国際大会経験がある７選手）だけでも平均が１７１cmと、圧倒的な体の大きさを誇る。

両国の顔合わせは、2015年以来の2度目の対戦となる。同大会ではアジア優勝を果たした日本に対し、ニュージーランドは協会設立から6年目の段階。スピードや技術に差がありながらも、粘り強い守備により、3-0とロースコアでの勝利となった。

今大会のニュージーランドは12名の選手が初のA代表（うち2名はU19経験有）と、事前の情報が少なく、どのような特徴を持った選手がいるか不気味だが、日本チームとしては、全選手に対して警戒を怠らずしっかりと初戦を乗り切ってほしい。