はじめに
先日、日本連盟のサイトを覗きましたら、掲載の形は特殊ですが、来シーズンのリーグ戦参加チームの掲載がなされておりました。
そろそろこのサイトも何かせねばと、WFCQ2023に続きWBC(野球のほう)でもロスに陥っていた私ですが、コツコツと来シーズンの準備をし始めることに致しました。
で、そんなコツコツ作業をしていると、色々な雑念もよぎります。
それら多くの事柄は、一晩寝れば忘れるようなことだったり、来週には間逆なことを考えていたりと、結構いい加減なものですが、
時には忘れぬうちに書き記し、頭の整理をしておこう、という久しぶりの雑談回です。
内容は気持ちのいいものではありませんが、いつもの通り冗長な文章のまま投稿していますので、ご了承下さい。
国内リーグ戦でもロスりたい
このサイト開設の主たる目的は、基盤となる情報の整備です。
具体例の1つとしては、現在過去の海外・国内の試合結果を体系的に見やすく整理したい、というものです。
2022シーズンの国内戦に関していえば、日本連盟のHP等や情報提供頂いた方のお力も頂き記録は終えているのですが、ただ無機質な数字の羅列となってしまう物足りない仕上がりとなってしまいました。
これは、サイト立ち上げが昨年11月のリーグ戦終了後で、そもそも整理する情報に何の鮮度も無くしょうがないのですが、そこへん、もっと何とかしたいのです。
例えば、WFCQ2023では試合前後のインタビューや、事実ベースのマッチビューなど、諸々を自由に行わせて頂きました。
実は許可いただけると思わず、大会の2週間前にOKが出て大急ぎ準備したのですが、ご協力によりただの数字の羅列ではなく、”試合前後の感情を記録する”ことに成功し、有意義なサイト更新が出来たなと感じています。
個人的にも、『誰か出ているのかあまり知らないけど、日本だから応援する』的なスタイルではなく、『試合に挑む選手一人ひとりの気持ちを知り、心から応援する』ことができました。
結果として応援にも更に熱が入りましたし、得点毎に一緒にガッツポーズするとは思いませんでした。それぐらいなので、ロスも大きい。
で、これをどうにか日本国内戦でも味わいたく、せっかくサイトを立ち上げたので何か出来ないものかと、新シーズン間際にまた考えているわけです。
ワクワクするための素材と現状
〇〇ロス=喪失感の対義語は”獲得”らしいのですが、ここはあえて”ワクワク感・楽しむ”と設定します。
最も簡単にワクワクするには試合観戦することが一番なのでしょうが、遠方の方等が毎節会場に足を運ぶのはなかなか現実的でありません。
そこでインターネットを活用するわけですが、選手のその勇姿を感じ、またその競技の魅力を広く伝えるためには、『試合映像』や『写真』などの素材が欠かせないのです。
ただ実際、『試合映像』に関して言えば、日本連盟が公式に提供している動画はありません。有志の方が撮影された映像が各ソーシャルメディアに点在する現状です。
『写真』も同様に、国内2022シーズンに関する写真は全く確認出来ませんでした。各チームが個別にSNSに掲載している程度でしょうか。
もし有志の方が動画”投稿”を辞められ、動画のない世界が訪れた場合、熱いプレーを映像ベースで見返すことも出来ませんし、私らのような選手を終えた人間が知り得る情報は更に限られ、熱を失い、終いには日本での取り組みやスポーツ自体に興味がなくなってしまいそうだなぁという、悲しい展開を想像してしまいます。
スポーツの発展を望むなら、素材をいかにして作り出し、公開して広め、後世に残していくかは様々な点で大切な要素だと思います。
サイト目線で、うれしい形
これらの撮影がなされていない理由はいくつも浮かびますが、気にせず提言するならば、
①連盟主導でメディアチームを作る
②ギャラリーの作成(画像の掲載)
このあたりが整い始めると、このサイトの試合記録も、無機質な数字の羅列ではなく、振り返っても楽しめる試合記録の制作が可能になるかと思います。
少し掘り下げるなら、①の目的は、動画や写真など多くの素材を生み出していくことで、とにかく素材がなければ発展性がありません。
既に、今年、連盟の特定部門が取り組んでおられるなら更に強化頂きたいですが、大事なことは、主要なすべての試合について動画撮影を行い公開し、いろいろな人が自由に扱える素材を生成しておくことだと思っています。
撮影主体は、自ら行ったり、専門に委託したり、有志で協力を仰いだり、義務化したりと…
それらと連携し、漏れなく撮影を行えるのであればどのような形でもよく、そのメンバー構成も連盟役員である必要がないためチームと呼称しています。
統括団体が音頭を取りながら、動画撮影に必要な機材と人工の確保・調整、動画の管理を行うというところです。
…ちなみに選手時代を思い返しつつ、難しいこと(その動画の質や、根回しなど)を考えずにもし明日からやるなら、”機材購入して、オフィシャルチームから更に1名捻出して撮影していただき、youtubeチャンネル作って撮って出し(無編集)投稿”ですかね。
②に関して言えば、連盟管理のギャラリーが整備されていると、選手やファンがシーズン・大会・試合毎に見直せたり、SNSでも共有しやすくなったり、このサイトも運営がしやすくなります。
このサイトも相当数画像を拝借していますが、FligaのフォトサービスやIFF Flickrのようなギャラリーのイメージです。
①②のお後、これらの延長で、モヤっとしているであろう動画撮影自体の許諾に関してや、それらの2次加工の範囲についても整理する必要もあるので、画像・動画に関するガイドライン制定が必要でしょう。
内容次第ですが、ガイドラインがあれば二次利用側として動きやすくなると思っています。
現実に戻って、このサイトでやろうとしていること①
理想の話は程々に、現実に戻りましょう。このサイト単体で何が出来るか考えます。
で、そんな時参考にするのは、自分自身が日々使うサイトでの導線。
こちらは、私の大好きなSportsnaviの野球ページで、常に順位表と個人成績を見ています。
スポーツの楽しみ方の一つに、個人記録の閲覧は大きなコンテンツになります。
では、フロアボールのリーグ戦でも、個人記録を作ればいいじゃないかと。
もちろんサイト立ち上げ前から考えてはいましたが、2022年シーズン分で実施に至らなかった(=勝手にやらなかった)理由はいくつかありまして、
日本連盟が得点記録を更新していなかったので、
①そのデータを独自に取得して、サイト内で取り扱うことに日本連盟の許可は必要かどうか
②個人情報の許可取りはすべきで時間が必要なこと
③日本連盟を差し置いてこちらで先に更新してしまう流れの違和感
などを自分の中で整理しきっていなかったからです。
雑談の雑談:スタッツデータの権利者
①に関しては、次元は全く違いますが、経済産業省がスポーツ庁と共同で立ち上げた研究会にて、スタッツデータ(勝敗や得点記録等)の法的保護について議論をしていまして、
下記リンク先は、海外でのスポーツベッティングについて、日本のさまざまなスポーツのスタッツが使用されており、競技団体の望まない形で利用された場合に(公表前に公にされたり、使用される)これらを保護出来ないか?と論点整理しているものです。
導こうとしている結論は、私の求めているものとレベル感や、次元は全く違うのですが、その研究会に出された資料で参考になるものがいくつも有りました。
「スポーツにおける選手やチームのプレイの結果を数値化したもの」の法的保護の可能性(PDF/委員提出参考資料)
著作権で守られるか?不正競争防止法で守れるか?などなど、研究会の報告書などもお暇な方は是非。
誤解を恐れず言えば、①のそのデータを独自に取得して、サイト内で取り扱うことに日本連盟の許可は必要かどうかに対する回答は、
データは事実ベースで著作権に該当しないことや、慣例的に無償で公開しているところ、先立って公開することで不利益は生じないので、OKかと。人道的に許可取れとかそういうことではなく。
とはいえ、よりリーグ戦を楽しめるようそれらの情報は整理すべきだし実現させたく、まずは日本連盟に不義を行わぬよう、許可取りを行ってみようかと思います。
このサイトでやろうとしていること②
私は関東出身なので、東北のチームのこと、正直全くよくわからないのです。
以前、日本連盟では、チーム紹介などを行っていた記憶があります。
基礎的な内容ですが、まずはそれに習って当サイトでも進めてみようと思っています。
こちらは、東北のとあるご協力者様と、ちょこちょことお話したものです。
ただの無機質な記録室にならなぬよう、なにか色をつけられないかと相談しているものです。
関東のチームの方とは一切お話しておらず、もし興味のあるチームがおられましたら、是非ご連絡を頂きたく…。
おわりに
雑談記事はいつも、フラフラと話題転換してしまいます。
今回は、最後の方に、お願いを放り込んでいたりします。
日本連盟に連絡することと並行して、個別にチームへ連絡してみようとも思いますが、どこが連絡窓口なのかかよくわからず、尻込みしたりします。
各チームにHPがあれば良いのですが。手伝えることがあれば是非協力します。
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